• 2022年4月7日
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刑法の答案構成

犯罪は、①構成要件に該当し、②違法性阻却事由の不存在および③有責性阻却事由の不存在によって成立するため、その順で記述しなければならない。①を満たさなければ②を検討する必要はないし、③についても同様であ […]

  • 2022年4月6日
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緊急避難中の事故

事案 一般客Aはデパートの6階にいたところ突然火災警報機が鳴り響いて、外に緊急避難することとなった。エレベーターの使用は禁止され、Aは階段を使って避難をしなければならなくなった。Aは急いで階段を駆け下 […]

  • 2022年4月5日
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数故意犯説と一故意犯説

事案  Aは、ボーガンを用いてBに向けて攻撃したところ矢はBを貫通し、Bの後方を偶然通りかかったCにも命中した。Bは重症を負ったものの一命を取り止め、Cは死亡した。このような場合、Aはいかなる罪にあた […]

  • 2022年4月4日
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抽象的事実の錯誤

事案  Aは、隣の家の窓ガラスを破壊するつもりで拾った石を窓ガラスに向かって投げ入れたところ、たまたま窓ガラスは開放されており、室内に居たBに当たり、Bは全治2周間の怪我を負った。Aはいかなる罪で処罰 […]

  • 2022年4月3日
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具体的事実の錯誤

事案  AはBに対してCを殺すよう依頼した。AはCに自身の姿を見られ警戒されることを懸念して、C宅の前で見張り役を担当した。BはCの外貌を認識していなかったが、Aから「この時間に家の中にいるのはCだか […]

  • 2022年4月2日
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共同正犯・間接正犯

事案  債務者Cは、暴力団の役員Aより1000万円を借り受けており、無利息で1年後に返済予定であったが、返済期限は半年前に過ぎていた。AはCに対して、何度も催促の電話をしていたが、2ヶ月を過ぎた頃から […]